フィンランド語の「それ以外は」などを表す「muutoin」の意味と使い方を紹介します。
ミカはいつも遅刻するよね、それ以外はすごくいい人なんだけど。
「それ以外は」「それを除いたら」
フィンランド語では?
もしやここでも「muutoin」の出番?
YES!
意味と使い方
「ミカはいつも遅刻するが、それ以外は良い職員だ。」
「少し表面に傷はあるが、それを除いたら良い状態だ。」
このような「それ以外は(それを除いたら)○○だ」という表現、フィンランド語でどう言えばいいでしょうか?
今回も「muutoin」を使います。
副詞「muutoin」の使い方①「さもないと」muutoin
それ以外は、それを除いてたら(除けば)
Mika aina myöhästyy, mutta muutoin hän on hyvä työntekijä.
ミカはいつも遅刻するが、それ以外は良い職員だ。
これも英語のotherwiseぽいね。
さて、「muutoin」をこのように使う場合、「,mutta muutoin(〜だが、それ以外は)」と「mutta」とセットにすることが多いです。
muttaを使わない場合は、二つの文章に分けることを覚えておきましょう。
Pinnassa on naarmuja. Muutoin tämä on hyvässä kunnossa.
表面に傷がある。でもそれを除いたらいい状態だ。
この表現でも「muutoin」と「muuten」は同じように使えます。
「muutoin」を「muuten」にしても同じ意味になります。
Mika aina myöhästyy, mutta muuten hän on hyvä työntekijä.
ミカはいつも遅刻するが、それ以外は良い職員だ。
ただ「muuten」は口語表現なので、レポートなどを書く時は気をつけてください。
エッセーを書く時は「muutoin」、会話の時は「muuten」を使うといいでしょう。
例文
Minulla on menoa keskiviikkona. Muutoin olen vapaa tällä viikolla.
水曜は出かけますが、それ以外は空いています。
Tämä koulu sijaitsee kaupungin keskellä, mutta muuten koulu ei ole erikoinen.
この学校は街の中心にあることを除いたら、他には何も特別なことはない。