フィランド語で「笑う」を意味する「nauraa」と「naurattaa」の使い方と例文を紹介します。
「笑う」はフィンランド語でなーんだ⁉️
「nauraa」でしょ、知ってるよ!
あ、でも「○○を笑う」はどう言えはいいんだろう?
どう表現するか調べてみよっか。
ちょっと待って!
「naurattaa」って動詞もあったよね?
これで「笑う」って言うこともあるような??
2つの動詞を整理した方が良さそうだね。
nauraaの意味と使い方
フィンランド語で「笑う」は「nauraa」という動詞で表します。
楽しい時やおかしい時の笑い、また嘲笑としての笑いにも使うことができます。
nauraa
笑う
Vauva nauraa.
赤ちゃんが笑う。
では「失敗を笑う」「冗談に笑った」などと言いたい時は、どうすればいいでしょうか?
Mille(向格)を使います。
Nauroin Annan vitsille.
アンナの冗談に笑った。
こうやって言うのか!
naurattaaの意味と使い方
「笑う」と言う時に「naurattaa」という動詞も聞くこともあります。
違いはなんでしょうか?
「naurattaa」は「笑わせる」という使役動詞です。
naurattaa
笑わせる
笑わすのはコメディアンのような人でも物(冗談、動物、出来事)でもOKです。
Koomikko naurattaa.
コメディアンは笑わせる。
Annan vitsi naurattaa lasta.
アンナの冗談は子供を笑わせる。
では「○○を笑わせる」と言う時はどうすればいいでしょう?
こちらの単語ではMitä(分格)を使います。
Radiojuontaja nauratti kuulijoita.
ラジオパーソナリティはリスナー達を笑わせた。
さて、「naurattaa」は「笑わせる」なので「何が/誰が笑わせるか」が気になるところですよね。
しかし、「何が/誰が」を省略して使うことも多くあります。
たとえば「Minua naurattaa(私は笑わされる)」という表現はよく聞きます。
Minua nauratti paljon.
めちゃくちゃ笑わされた(笑った)。
この場合、「何が/誰が」は文脈を見なければいけません。
さて、このように主語を省略しているケースでは「笑わされる」より「笑う」と訳すほうが自然な場合があります。
そのため、「笑う」と言う時、この二つの表現をセットで覚えておきましょう。
Minä nauroin.
私は笑った。
Minua nauratti.
私は笑った。
例文
Mille naurat?
何を笑っているの?
Nauroin omalle virheelle sarkastisesti.
自分のミスを皮肉を込めて笑った。
Pomo aina naurattaa työntekijöitä.
上司はいつも職員を笑わせる。
Älä naurata minua! En voi keskittyä!
笑わせないで!集中できないよ!
以上です!