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副詞「muutoin」の使い方①「さもないと」

フィンランド語の「さもなければ」などを表す「muutoin」の意味と使い方を紹介します。

助手いぬ
助手いぬ

テレビの音を大きくして、さもないと聞こえないよ!

みんみ
みんみ

さもないと…はフィンランド語で!
はい!

助手いぬ
助手いぬ

さもないと?

「そうしないと」「そうでなければ」とかいう意味だよね…。

みんみ
みんみ

「muutoin」の出番だ!

意味と使い方

「テレビの音を大きくして、さもないと聞こえない」

「急いで、そうしないと遅刻するよ」

このような表現、フィンランド語ではどのようにすればいいでしょうか?

接続詞の「muutoin」を使います。

muutoin

さもないと、さもなければ、そうしないと

※他の意味もありますが、今回は割愛します

Laita ääni kovemmalle, muutoin en kuule mitään.

音を大きくして、そうしないと聞こえない。

助手いぬ
助手いぬ

英語のotherwise的な?

みんみ
みんみ

そうとも訳せるね!

muuten? muutoin?

さて、ここでこんなことを思った方もいるのでは?

みんみ
みんみ

muutoin」じゃなくて「muuten」では?

その通り!

muuten」は「ところで」という意味ですが、「さもないと/さもなけば」という意味でも使われます。

Laita ääni kovemmalle, muuten en kuule mitään.

音を大きくして、そうしないと聞こえない。

なので、この文章に出てくる「muutoin」を「muuten」に変えて使ってもOKです。

ただ「muuten」はどちらかというと口語表現です。

エッセーを書く時は「muutoin」、会話の時は「muuten」を使うといいでしょう。

例文

Opiskele suomea kovasti, muutoin kadut.

フィンランド語をしっかり勉強しなさい、さもないと後悔しますよ。

Sodan pitää loppua, muuten tragedia jatkuu.

戦争は終わらなければいけない、そうしないと悲劇が続く。

Lähdetään, muutoin myöhästyn koulusta!

行きましょう、そうでないと学校に遅れる!