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フィンランド語の完了形① 正確な「いつ」を伝えない

完了形を学ぶ01

フィンランド語の完了形(perfekti)について数回にわけて整理します

1回目は「正確ないつ(when)を伝えない」をテーマに過去形と完了形の使い分けを考えます

なお、使い分けがテーマなので動詞がどう活用するかは知ってるものとします。

助手いぬ
助手いぬ

トンミくんが家を買ったって!

みんみ
みんみ

その場合は…
Tommi osti asunnon.
Tommi on ostanut asunnon.
どっちの表現がいいかな?

助手いぬ
助手いぬ

「買った」だから過去形の「Tommi osti」じゃない?

みんみ
みんみ

それが、どっちの表現も聞くんだよね。

「いつ」が明確でない時は完了形

フィンランド語の過去形と完了形の使い分け、外国人にはちょっとややこしいです。

たとえば、「トンミは家を買った」は日本人なら「Tommi osti asunnon.」と過去形を使いたくなります。

これ自体、間違いではありません。

しかし、フィンランド人の会話に耳をすますと「Tommi on ostanut asunnon.」と完了形を使うパターンも聞きます。

この違いはなんでしょう?

それは、「いつ(when)」を伝えるかどうかがポイントになります。

  • 過去形は「いつ」を明確に伝える時に使う
  • 完了形は明確な「いつ」を伝えない場合に使う

たとえば「Tommi on ostanut asunnon.」という完了形の場合、話し手にとって「いつトンミが家を買ったかは重要でない、知らない、伝えない」ということになります。

過去形

Tommi osti asunnon eilen.

昨日トンミは家を買った(昨日であるのが明確、重要である)。

完了形

Tommi on ostanut asunnon.
トンミは家を買った(いつ買ったか重要でない、知らない、伝えない)。

他の例文も見てみましょう。

過去形

Kävin Kiotossa kesällä.

夏に京都を訪れた(夏だったのが明確、重要である)。

完了形

Matti on muuttanut Helsinkiin.
マッティッはヘルシンキに引越した(いつ引っ越したかは重要でない、知らない、伝えない)。

過去形

Kohtasin avaruusolennon lapsena.
子供の時、宇宙人に遭遇した(子供のころに会ったのが明確である、重要である)。

完了形

Olen kohdannut avaruusolennon.
宇宙人に遭遇した(いつが重要でない、解らない、伝えない)。

ポイント

使い分けの基準の一つは「いついつに」という時を表す言葉が文に入っているかどうかです。
「昨日」「その時」「2010年に」「子供のころ」などがあったら過去形の方が合っています。

ただし、目印のひとつであって、必ず「いつ」を表す言葉がいるわけではありません。

たとえば既に会話の中で「いつ」が明確な場合は、過去形でもいちいち「昨日」「2010年に」「その時」などという言葉は入れません。

みんみ
みんみ

とりあえず「いつ」が明確なときは過去形って覚えればいいね。

助手いぬ
助手いぬ

うん、調べたら基本はそれでいいみたい。

みんみ
みんみ

基本は…ってことは、まだ別のルールが?

助手いぬ
助手いぬ

と、とりあえず今回はここまで!

こちらの記事でも、過去形と完了形の表現の違いが載っています。
合わせてチェックしてくださいね。

卒業したはフィンランド語でなんと言う? フィンランド語で「卒業した」はなんと言う?関連表現も紹介

今後も完了形の使い方を説明していくのでお楽しみに!