フィンランド語のトランプカードにまつわる単語や表現を紹介します!
フィンランドでもトランプで遊んだりするよね?
うん。ハート、クラブ、ジョーカーとかの語彙も知ってるといいよね。
フィンランド語でトランプはなんと言う?
まずフィンランド語でトランプは「pelikortit」です。
peli-はゲーム、-kortitはカード(複数形)という意味で、そのままですね。
pelikortit
トランプ(カード)
そして、トランプを使ったカードゲームは「korttipeli」です。
korttipeli
カードゲーム
トランプ(Trump)だとアメリカ元大統領になっちゃうよ。
発音は「トゥルンピ」だけどね。
ちなみに、「トランプしよう」は「Pelataan korttia.」です。
Pelataan korttia!
トランプしよう!
スート: スペード、クラブ、ダイヤ、ハートの言い方
スペード、クラブ、ダイヤ、ハートの4つのスート(マーク)のことは「maat」と総称します。
言われてみれば、キングやクイーンがいるから、それぞれをmaa(国)と考えることができますね。
maa(t)
スート
スートはそれぞれ以下の通り。
- hertta: ハート
- ruutu: ダイア
- risti: クラブ
- pata: スペード
pataには鍋って意味もあるよ!
ristiは十字、ruutuは四角って意味もあるね。
カードには数字がついていますが、1から10は「スート名 + 数字」で呼びます。
例えばスペードの3なら「pata kolme」です。
risti kymmenen
クラブの10
ruutu kahdeksan
ダイアの8
例外は1で、日本語と同じようにエースにあたる「ässä」という言葉で表現します。
たとえばハートのエースは「hertta ässä」です。
ässä
エース
hertta ässä
ハートのエース
pata ässä
スペードのエース
話は脇道に逸れますが、「ässä hihassa(エースが袖にある)」は「切り札、奥の手がある」という意味になります。
英語の「ace up one’s sleeve」から来た表現でしょうか。
Hänellä on ässä hihassa.
彼には切り札(奥の手)がある。
「切り札」っていうとHUNTER×HUNTERのビスケ思い出す。
ジャック、クイーン、キング、ジョーカー
11~13であるジャック、クイーン、キングには複数の名前があります。
sotilas / jätkä
ジャック
sotilasは兵士、jätkäは男(の子)という意味です。
kuningatar / rouva / akka
クイーン
クイーンは王妃を意味するkuningatarだけでなく、婦人などを意味するrouvaとも呼ばれます。
akkaは女神の名前だったり、方言で妻や女性を意味する場合もありますが、ビッ○的な嫌な女というマイナスな使われ方もする言葉です。
ゲーム中は構いませんが、日常で使う時はちょっと注意。
kuningas / kurko
キング
キングは口語表現でkurkoとも呼ばれます。
最後にジョーカー(ババ)はjokeriです。
jokeri
ジョーカー/ババ
hertta kuningas
ハートのキング
pata jätkä
スペードのジャック
ruutu akka
ダイアのクイーン
以上です!
そういえば、フィンランドでトランプしたことはないなぁ。
フィンランドではトランプよりUNOとかボードゲームやる印象あるね。
ではまた〜