フィンランド語の動詞「istua」にある「服が合う、フィットする」という意味を紹介します。
新しい服、ブカブカじゃない?
これはオーバーサイズド!
大きいのはあえて、あーえーて。
うーん、服が合っていない気がするな。
「服が合っていない」をフィンランド語で表現してみよう!
服が合う、合わない
「座る」を意味する「istua」は初級クラスで習う、超基本の単語です。
実は、服が合う、合わないも「istua」を使って表現することができます。
istua
服(靴、帽子、手袋)が合う、似合う、フィットする
※サイズだけでなく、デザインが合うというニュアンスも含まれます。
なお、このistuaは「hyvin」もしくは「huonosti」とセットで使われることが多いです。
合わせて覚えてくださいね。
例文です。
Tämä takki istuu hyvin.
このジャケットはよく合う。
Tämä takki ei istu hyvin.
このジャケットはよく合わない。
Tämä takki istuu huonosti.
このジャケットは合わない。
日本語でも「すわりが良い、悪い」と言ったりするね。
英語でも似た表現があるね。
もう一つ「istua」を使った「あつらえたようにピッタリ」という表現を紹介します。
istua kuin valettu
服があつらえたようにピッタリ合う
valettuは「鋳造する」を意味する「valaa」の受動過去分詞です。
まるで型をとったようにフィットする服、といったイメージでしょうか。
Tämä takki istuu kuin valettu.
このジャケットはあつらえたようにピッタリだ。
Räätälöidyt puvut istuvat hyvin.
オーダーメイドのスーツはよく体にフィットする。
Valitettavasti uusi mekko ei istunut ollenkaan.
残念ながら新しいドレスはちっとも合わなかった。
Koulupuku istuu huonosti koon takia.
サイズのせいで、学生服がフィットしない。
Morsiamen hääpuku istui kuin valettu.
花嫁のウェディングドレスはあつらえたようにピッタリだった。
せっかくなのでistuaの能動現在分子「istuva」も覚えておきましょう。
「istuva paita(フィットするシャツ)」「istuvat kengät(合う靴)」と、形容詞のように使えるので便利です。
istuva〜
合った(服)、フィットした(服)
Pidä istuvia vaatteita kun liikut.
動く時は体に合った服を着なさい。
Kiipeilyssä oikeankokoiset istuvat kengät ovat tärkeät.
山登りでは自分に合った正しいサイズの靴が大切だ。
Lisätään hihat istuvalle mekolle.
合うドレスに袖を付け加えよう。
以上です!
身近な単語にも意外な使い方があったりするね。