「復讐する」などを意味するフィンランド語の動詞「kostaa」を紹介します。
コスターか。
仕返しするってこと?
そう。リベンジ。
なぜこの単語を紹介しようと思ったの?
…。
意味と使い方
自分が受けた仕打ちと同じ、もしくはそれ以上の仕打ちを相手に与えることを「復讐、報復する」と言います。
フィンランド語ではこれを「kostaa」という動詞で表します。
kostaa
復讐、報復する
例文です。
Kiusattu kostaa kiusaajalle.
いじめられっ子がいじめっ子に復讐する。
では、使い方を見ていきましょう。
「○○へ復讐する」という表現はMille(向格)で表現します。
Mari kosti naapurille, joka on ahdistellut häntä.
マリは嫌がらせをしてきた隣人に復讐した。
復讐相手は人以外にも会社や学校などの団体、もしくはもっと大きな対象にすることもできます。
Haluan kostaa yhteiskunnalle.
社会に報復したい。
当事者に代わって、第三者が復讐をすることもあります(現実にはあまり無いでしょうが…)。
この、いわゆる「□□のかたきを取る」と言った表現も「kostaa」で表すことができます。
「〜 puolesta」という表現を使います。
Kostan pikkusiskon puolesta.
妹に代わって復讐する(妹のかたきを取る)。
もちろん「○○へ、□□の復讐をする」と言うこともできます。
Mies kosti murhaajalle uhrien puolesta.
被害者たちに代わり、男は殺人犯に報復した(被害者たちのかたきを取った)。
映画とかドラマでよくある展開!
例文
Vanki aikoo kostaa poliisille, joka pidätti hänet.
囚人は自分を捕まえた警察に報復するつもりだ。
Oletko tyytyväinen, jos kostat kaikille ihmisille, jotka kohtelevat sinua väärin?
自分を不当に扱った人すべてに復讐したら、あなたは満足ですか?
Matti kosti pentutehtaalle koirien puolesta.
犬に代わってマッティッは子犬工場に復讐した。
以上です!