フィンランド語の表現「paketissa」の使い方をいくつか紹介します。
プロジェクトも一件落着!
お疲れ!
「paketissa」だね!
Paketissa?
包みに入ってるってどういう意味??
意味と使い方
物事が完了したとき「paketissa」という表現を聞くことがあります。
「paketti」は包み、パッケージという意味で、直訳すると「包みに入っている」となります。
しかし、これで「できた、完了した」と表現になります。
paketissa
完了した、できた、解決した
たとえば、仕事がひと段落したときに「Homma paketissa」と言えば、「一件落着」という表現として捉えられます。
Homma paketissa!
一件落着!
なお「Homma paketissa」は決まったフレーズなので動詞の「olla」は省略されています。
文法的には「○○ on paketissa」と言うのが正しいです。
Kaikki on paketissa.
すべてが完了した。
とはいえ、口語では「olla」を言わないケースも多いので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
Turnauksen ensimmäinen päivä paketissa.
トーナメントの初日完了。
なお、文脈によっては「解決した」と訳せるケースもあります。
Ongelma on hoidettu. Kaikki on nyt paketissa.
問題は処理された。今すべて解決した。
英語でも「be wrapped up(包まれている)」って表現があるね。
うん、それで完了したって意味になるよね。
発想は同じだね。
物事がうまく一まとめになった感じ!
ついでにフレーズで覚えておくと良いのが「alkaa olla paketissa」です。
これで、「終わりに近づいた、まとまり始めた」といった表現になります。
alkaa olla paketissa
終わりに近づいた、まとまり始めた
Kevätkausi alkaa olla paketissa.
春季は終わりが近づいている。
Projekti alkoi olla paketissa.
プロジェクトはまとまり始めていた。
もう一つ覚えておくと良いのが「vaille paketissa」です。
これは「○○以外は完了した」という表現で使われます。
vaille paketissa
〜を除いて完了した、
○○にはMitä(分格)が入ります。
Kotimatkaa vaille paketissa.
あとは家に帰るだけとなった。
(帰路に着く以外は完了した)
Häät olivat pari puheen vuoroa vaille paketissa.
結婚式は、いくつかのスピーチを残してほぼ完了した。
vailleって「viisi vaille kolme(2時55分)」とかで出てくるやるだよね?
こんな使い方もあるんだね!
私も時間の表現以外に使うの初めてだよ。
以上です!