「割り込む」を意味するフィンランド語の動詞「etuilla」の使い方と例文を紹介します。
お先に〜
Etuillaはダメ!
エトゥイッラ?
「割り込む」は「etuilla」
列に割り込んだり、順番を守らないことを「割り込む」と言います。
フィンランド語では「etuilla」という動詞で表現します。
etuilla
(列に)割り込む
神奈川出身なので「横はいり」と言いたい。
順番待ちで割り込まれたら、こう叫びましょう。
Älä etuile!
割り込みするな!
もう一つ例文です。
Hän aina etuilee kun jono on pitkä.
彼は列が長い時いつも割り込みをする。
ちなみに、物理的に人が並んでいる列だけでなく、あらゆる順番待ちに使える表現です。
「列に割り込む」はMissä(内格)を使って表現します。
列はフィンランド語で「jono」なので、「etuilla jonossa」となります。
Pappa etuili jonossa kahvilassa.
カフェでおじいさんが列に割り込んだ。
なお「jono(列)」は名詞と組み合わせて、なんの順番待ちかを表すことができます。
たとえばタクシー待ちの列なら「taksijono」、レジ待ちなら「kassajono」となります。
- ruokajono(食堂、食料配布の列)
- baarijono(バーの列)
- pankkijono(銀行の列)
最近はコロナワクチンの順番待ちを「rokotejono(ワクチン待ちの列)」と呼んだりもするようです。
Eräs nainen etuilee kassajonossa.
ある女性がレジの列に割り込む。
「私を抜かして割り込む」など、「○○を抜かす」と言いたい時はMitä(分格)を使います。
しかし、夫いわくあまり使われない表現のようです。
Hei, etuilit minua.
ちょっと、あなた私を抜かしましたよ(私の前に割り込んみましたよ)。
例文
Saanko etuilla vessajonossa? Minulla on oikea vessahätä…
トイレの列に割り込んで良いですか?本当に漏れそうなんです。
En voi uskoa! Kusipää etuili minua!
信じられない!あいつ私の前に割り込んだ!
以上です!
なお、別のブログで割り込みと文化の違いについて記事を書きました。
良ければ読んでみてください〜
まあでも、フィンランドでは割り込みあんまり無いよね。
番号札システムも多いしね。
ただ学校の食堂とかではあるかな。