「騙す(だます)」を意味するフィンランド語の動詞「huijata」を紹介します。
めっちゃ運気が上がる壺をゲット!
えーと…それは誰かが「huijata」したんじゃ?
フイヤタ?
騙すって意味だよ。
意味と使い方
嘘や不誠実な行動でだれかを騙したり、偽ること、また詐欺を働くことをフィンランド語では「huijata」という動詞で表します。
huijata
偽る、欺く、騙す、詐欺をする
ちなみに詐欺師は「huijari」と言います。一緒に覚えておきましょう。
huijari
詐欺師、欺く人
Huijari huijaa vanhkusia.
詐欺師は高齢者を騙す。
ここから使い方を見ていきましょう。
まず「○○を騙す」と騙す対象を言う時はMitä(分格)を使います。
対象は人でも団体(会社、学校など)でもOKです。
Myyjä huijasi Maria.
店員はマリを騙した(詐欺を働いた)。
騙すと言っても、犯罪でないケースもあります。
たとえば「自分を欺く(自分で自分に嘘をつく)」といった表現にも使えます。
Älä huijaa itseäsi.
自分を欺くな(自分に嘘をつくな)。
ちなみに日常では「Olen huijattu(騙された)」という受動態での表現をよく聞くよ。
変な壺を買わされた!
Olen huijattu!
「○○から○○を騙し取る」と言いたい時はどうすれば良いでしょうか?
騙される人や団体はMiltä(奪格)になります。
騙し取るものはお金、また不可算名詞ならMitä(分格)、可算名詞の場合はMinkä(属格)になります。
Huijasin vakuutusyhtiöltä rahaa.
私は保険会社からお金を騙し取った。
Naapuri yritti huijata minulta hopeaa 500 euron edestä.
隣人は私から500ユーロ相当の銀を騙し取ろうとした。
Nainen huijasi poikaystävältä auton.
女性は彼氏から車を騙し取った。
格変化に注意しましょう。
フィンランド語で「〜相当の〜」はなんと言う?最後に例文です。
Kouluun hakija huijaa pääsykokeessa.
受験生は入学試験で不正を働く。
Mies on huijannut Kelalta eläkerahaa.
男は社会保障(Kela)から年金を騙し取った。
Minua on huijattu autokaupoilla.
車を買うときに詐欺にあった。
以上です!
久々の更新でした!