フィンランド語の「さもなければ」などを表す「muutoin」の意味と使い方を紹介します。
テレビの音を大きくして、さもないと聞こえないよ!
さもないと…はフィンランド語で!
はい!
さもないと?
「そうしないと」「そうでなければ」とかいう意味だよね…。
「muutoin」の出番だ!
意味と使い方
「テレビの音を大きくして、さもないと聞こえない」
「急いで、そうしないと遅刻するよ」
このような表現、フィンランド語ではどのようにすればいいでしょうか?
接続詞の「muutoin」を使います。
muutoin
さもないと、さもなければ、そうしないと
※他の意味もありますが、今回は割愛します
Laita ääni kovemmalle, muutoin en kuule mitään.
音を大きくして、そうしないと聞こえない。
英語のotherwise的な?
そうとも訳せるね!
さて、ここでこんなことを思った方もいるのでは?
「muutoin」じゃなくて「muuten」では?
その通り!
「muuten」は「ところで」という意味ですが、「さもないと/さもなけば」という意味でも使われます。
Laita ääni kovemmalle, muuten en kuule mitään.
音を大きくして、そうしないと聞こえない。
なので、この文章に出てくる「muutoin」を「muuten」に変えて使ってもOKです。
ただ「muuten」はどちらかというと口語表現です。
エッセーを書く時は「muutoin」、会話の時は「muuten」を使うといいでしょう。
例文
Opiskele suomea kovasti, muutoin kadut.
フィンランド語をしっかり勉強しなさい、さもないと後悔しますよ。
Sodan pitää loppua, muuten tragedia jatkuu.
戦争は終わらなければいけない、そうしないと悲劇が続く。
Lähdetään, muutoin myöhästyn koulusta!
行きましょう、そうでないと学校に遅れる!