「患う」「苦しむ」を意味するフィンランド語の動詞「potea」の意味と使い方を紹介します。
ポテア?
ジャガイモのゆるキャラかな?
そ、そういう単語じゃないよ!
「potea」の意味
フィンランド語の動詞、「potea」には大きく分けて「患う」「苦しむ」の2つの意味があります。
- (病を)患う、(病に)かかる
- 苦しむ
「poteaする人」が名詞の「potilas(患者)」なので、ぜひ一緒に覚えたいですね。
ここから順番に見ていきましょう。
まず「potea」には「(病を)患う」という意味があります。
Mitä(分格)と組み合わせて、「○○を患う」「○○にかかる」となります。
Poden flunssaa.
風邪をひく(かかる)。
Hän potee keuhkokuumetta.
彼は肺炎を患う。
あれ「sairastaa(患う)」と同じ意味じゃない?
「(病を)患う」という意味では、「potea」は「sairastaa」と同義語です。
しかし、「potea」は書き言葉として書籍に登場することが多いです。
エッセーを書く時に使えば、「お、語彙力のある人だな😀」と思ってもらえるらしいです。
「potea」のもう一つの意味に「苦しむ」があります。
こちらもMitä(分格)と組み合わせて、「○○に苦しむ」となります。
苦しむのは病気でも、その他のものでも構いません。
Poika on potenut syyllisyyttä monta vuotta.
少年は何年も罪悪感に苦しんできた。
Firma potee työntekijäpulaa.
企業は従業員の不足に苦しむ。
こっちは「kärsiä(苦しむ)」と同じ意味?
同義語だね。
でも「kärsiä(苦しむ)」のあとはMistä(出格)が来るよ。
例文
Monet ikäihmiset potevat osteoporoosia.
多くの高齢者が骨粗鬆症を患う。
Heikki on potenut unettomuutta.
ヘイッキは不眠症を患っている(苦しんいる)。
Koko maailma potee taantumaa.
世界中が不景気に苦しむ。
以上です!
ゆるキャラの名前じゃないこと、解ってくれた?