「ほとんどない」を表すフィンランド語の「harva」という表現を紹介します。

フィンランド語を話せる日本人、ほとんどいないよね。

ぐさっと来るなぁ😬。
まあ、日本では必要ないよね。

これをフィンランド語で言うと…
「Ei ole paljon japanilaisia, jotka…」
あれ?

そういう時は「harva」が使えるよ!
「ほとんどない」は「harva」
「フィンランド語を話せる日本人はほとんどいない」をフィンランド語でシンプルに表現するにはどうすればいいでしょう?
こういう時は形容詞「harva」が役に立ちます。
「harva」は「少数の、いくらかの」と辞書に出ていますが、それが転じて「ほとんどいない」という意味になります。
harva
少数の、いくらかの、ほとんどない

harvoin(めったに)って言葉とセットにすると覚えやすいよ!
では、さきほどの「フィンランド語を話せる日本人はほとんどいない」を例に見てみましょう。
Harva japanilainen osaa suomea.
フィンランド語を話せる日本人はほとんどいない。
「harva」は少数であることを表すので、「フィンランド語を話せる日本人がいない訳ではないが少ない。」というニュアンスになります。

「harva」を使うとスッキリ表現できるね!
もちろん「harva」を格変化させて使うこともできます。
Harvassa ravintolassa on suihkulähde sisällä.
室内に噴水のあるレストランはほとんどない。
主語が人の場合、「harva」を人称代名詞のように使うこともできます。
Harva osaa antiikin kreikkaa.
古代ギリシア語を話せる人はほとんどいない。
「harva」がだけで主語になり、「(ほとんどいない)少数の人」という意味になります。
Harva ulkomaalainen pitää salmiakista.
サルミアッキが好きな外国人はほとんどいない。
Harva puu kasvaa aavikossa.
砂漠で育つ木はほとんどない。
Harvasta maasta voi matkustaa Pohjois-Koreaan viisumitta.
ビザなしで北朝鮮に旅行できる国はほとんどない。
Harva on nähnyt Tsutsinokon.
ツチノコを見た人はほとんどいない。
以上です!

前もツチノコが例文に出てきたような…

例文は私が適当に作ったものだから、本気にしないでね🙏