フィンランド語の「迫られて〜する」を意味する「pakon edessä」という表現を紹介します。
友達、健康を理由に職業を変えなきゃいけなかったらしい。
pakon edessäで転職か…それは大変だね。
パコン・エデッサ???
「迫られて〜する」って意味だよ😭。
意味と使い方
「pakon edessä」は「迫られて〜する」「〜しなければならない」という意味があります。
フィンランド語には「〜しなければならない」にあたる表現がいくつかありますが、これは必要や状況によりやむをえず、といったケースに使われます。
pakon edessä
(必要や状況に)迫られて〜する、〜しなければならない
Ystäväni vaihtoi ammattia pakon edessä.
友人は必要に迫られて職業を変えた(変えなければならなかった)。
pakko-は強い必要性、義務などを表す言葉で、-edessäは「前で/に」を意味します。
そのため「必要を前に〜する」と覚えると、頭に入りやすいです。
Muutin pois kotikaupungista pakon edessä.
迫られて故郷から引っ越した(引っ越さなければならなかった)。
この表現は「vasta pakon edessä」と「vasta」をくっつけて使うケースもあります。
そうすると「必要/状況に迫られてはじめて〜する」「必要/状況に迫られた場合のみ〜する」といったニュアンスになります。
Säännöt päivitetään vasta pakon edessä.
必要に迫られてはじめてルールを更新する。
「必要に迫られるまでやらない」っていう、ネガティブなニュアンスになる気がする。
例文
Koronan aikana moni joutui perumaan matkoja pakon edessä.
コロナ禍では多くの人が状況に迫られ旅行を中止することになった。
Muutokset tehdään aina vasta pakon edessä.
変化はいつも必要に迫られて初めてされるものだ。
以上です!