「〜のせいにする」を意味するフィンランド語の動詞「syyttää」の使い方と例文を紹介します。
「○○のせいにする」ってフィンランド語でなんて言うんだ?
解らないのはみんみのせい!
私のせいにしないで!
…ってフィンランド語で言ってみよう!
「○○のせいにする」は「syyttää」
問題の原因をだれかに決めつけることを「○○のせいにする」と言います。
フィンランド語ではこれを動詞の「syyttää」で表現します。
syyttää
〜のせいにする、だれかを有罪だと主張する、非難する
では例文を見て、使い方を分析しましょう。
Opettaja syyttää oppilasta.
教師は生徒のせいする。
「syyttää」の目的語はMitä(分格)の形をとります。
これは「○○のせいにする」の「○○」にあたります。
そのため、この例文では「oppilas(生徒)」が「oppilasta」となっています。
もう一つ例を見て、ルールを理解しましょう。
Älä syytä minua!
私のせいにしないで!
□□を○○のせいにする
もう一歩踏み込んで、「□□を○○のせいにする」という表現も覚えてみましょう。
ここではMistä(出格)を使い、問題がどんなことであるかを示します。
Esimies syytti alaista projektin epäonnistumisesta.
上司はプロジェクトの失敗を部下のせいにした。
ここでの問題は「プロジェクトの失敗」です。
そのため「projektin epäonnistumisesta」とMistä(出格)に格変化しています。
もう一つ文を見て感覚を掴んでください。
Lapsi syytti ystävää koulusta myöhästymisestä.
子供は学校に遅刻したことを友人のせいにした。
Kuka syytti minua? En tehnyt mitään pahaa!
だれが私のせいにしたって?なんにも悪いことしてないよ!
Hän syytti itseään avioerosta.
彼は離婚を自分のせいだとした。
Ei kannata syyttää ketään rikoksesta ilman todisteita.
証拠のない状態で犯罪を誰かのせいにするべきではない。
以上です!