「〜な気がする」などを意味するフィンランド語の口語、「mututuntuma」を紹介します。
雨が降りそうな気がする。
根拠のない、完全な勘なんだけど。
それは「mututuntuma」だね。
ムトゥトゥントゥマ?
uがいっぱいある単語出てきた!
「〜が気がする」って意味で使われる口語だよ。
意味と使い方
「(根拠はないが)〜な気がする」
「(なんとなく)〜だと思う、感じる」
このような表現に「mututuntuma」という言葉が出てくることがあります。
確かな根拠がない、経験や勘に基づく個人的な見解を表す時によく使われます。
mututuntuma
勘、直感、なんとなく、(〜な気がするといった)予感や推測
なお、この言葉のmutu-は「musta* tuntuu(私は〜な気がする、感じる)」という表現の頭文字から来ています。
*mustaはminustaの口語表現です
Onko se sinun mututuntuma?
それはあなたの勘ですか?
口語表現だから、公式な書類には使わないようにね!
これはよく「minulla on mututuntuma, että〜(私は〜な気がする)」という表現で使われます。
ettäのあとには主張が入ることが多いです。
Minulla on mututuntuma, että kohta sataa vettä.
もうすぐ雨が降るような気がする(予感がする)。
またこの表現は「sellainen(そのような)」「vahva(強い)」といった形容詞とセットになることもあります。
Minulla on vahva mututuntuma, että ruoka käy vähiin.
食料が足りなくなる気が強くする。
主語は必ず「私」じゃなきゃいけないの?
そんなことないよ!
もちろん「私」が主語でなくてもOKです。
Hannalla oli mututuntuma, että kaikki menee hyvin
ハンナはすべてうまく行く気がした(予感がした)。
なお「sama(同じ)」を加えると「私もそんな気がした」という表現になるます。
便利なので覚えておきましょう。
Minulla oli sama mututuntuma.
私もそんな気がした。
カジュアルな会話なら、「minulla on〜」を省略することもできます。
Sama mututuntuma.
同じくそんな気がする。
例文
Onko se faktaa vai mututuntuma?
それは事実ですか、勘ですか?
Äidillä on ollut sellainen mututuntuma, että hänen lapselleen sattuu jotakin pahaa.
母親は子供になにか悪いことが起こるような気がしていた。
Mulla on mututuntuma, että pomoni lopettaa.
上司は辞めるような気がする。
Sama mututuntuma!
同じくそんな気がしてた!
以上です!