「ハマってる」を意味するフィンランド語、「jääda koukkuun」と「olla koukussa」の使い方と例文を紹介します。
また華流ドラマ見てるの⁉️
ハマっちゃってさ🤗。
中毒だね。
見たら絶対にハマるって…🤩!
「ハマってる」は「jäädä koukkuun」
趣味など、特定のものに夢中になって抜け出せなくなることを「ハマってる」と言います。
フィンランド語では「jäädä koukkuun」と表現をします。
jäädä koukkuun
ハマる、夢中になる、中毒になる(比喩)、依存する
Olen jäänyt koukkuun suomalaiseen musiikkiin.
フィンランドの音楽にハマっている。
これは薬物やお酒に依存するといった使い方もされますが、カジュアルに「○○にハマっててさ〜」と使える表現でもあります。
ちなみに、koukkuは鉤って意味だよ。
鉤に引っかかった=ハマったってイメージかな?
では、使い方を分析しましょう!
この表現のポイントは2つです。
- 継続の完了形
- Mihin(出格)と一緒
まず1です。
「ハマっている」は過去に始まり現在も続いていることです。
そのため継続の完了形「olla jäänyt koukkuun」の形をとります。
たとえば「ヨガにハマっている」はこうなります。
Olen jäänyt koukkuun joogaan.
ヨガにハマっている。
現在形「Jään koukkuun」にしてしまうと「今ハマる、未来にハマる」という意味になり、不自然だからです。
フィンランド語の完了形② 継続をあらわす次に2です。
この表現では目的語はMihin(出格)になります。
そのため「jooga(ヨガ)」なら「joogaan」と格変化させる必要があります。
Olen jäänyt koukkuun joogaan.
ヨガにハマっている。
なお、ハマるものは名詞で表すのが一般的です。
「〜すること(例. joogaamiseen)」と動名詞になると、文法的には合っていても不自然に聞こえるケースがあるので、注意してください。
「ハマっている」と言う時は完了形の形をとると書きました。
しかし「ハマるだろう」といった予測や、「ハマりやすい人間だ」と一般化して言う時は現在形です。
Olen varma, että hän jää koukkuun äänikirjoihin.
彼がオーディオブックにハマると確信してる。
Olen tyyppi, joka helposti jää koukkuun uusiin asioihin.
新しいものに簡単に夢中になるタイプだ。
過去のある時点でなにかにハマったと言う時は過去形になります。
Hän jäi koukkuun karaokeen kun hän oli 20 vuotias.
彼女は20歳の時にカラオケにハマった。
「olla koukussa」でもOK
もう一つ、非常に似た表現で「olla koukussa」があります。
olla koukussa
ハマっている、夢中だ、中毒だ
ネイティブに聞いたところ、「jäädä koukkuun」よりポジティブで少し軽い表現らしいです。
しかし、基本どちらの表現を使ってもかまいません。
Olen koukussa valokuvaukseen.
写真を撮るのにハマってる。
ただ「ハマっている状態だ」という意味になるので現在形、過去形(ハマっていた)でも普通に使うことができます。
Mihin(出格)とセットなのは変わりません。
こっちの表現の方が使いやすいかも!
例文
Vaimoni on jäänyt koukkuun tuliseen ruokaan.
妻は辛い食べ物にハマっている。
Kuinka hän jäi koukkuun uhkapeleihin?
どうやって彼はギャンブルにハマってしまったの?
Nuoret ovat koukussa Tiktokkiin.
若者はティックトックに夢中だ。
以上です!
みんなは何にハマってますか!?