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接尾語「-kin/-kaan/kään」②予想や期待を表す

フィンランド語の接尾語「-kin / -kaan / -kään」の使い方を数回に分けて整理します。

第二回は、予想や期待を表す「-kin / -kaan / -kään」の使い方です。

助手いぬ
助手いぬ

予想や期待かぁ。

たとえば?

みんみ
みんみ

「予想した通り」
「期待しなかったが」

みたいな感じだよ。

助手いぬ
助手いぬ

それも「-kin / -kaan / -kään」で表せるの?

みんみ
みんみ

うん、動詞にくっつけることでニュアンスを足せるんだよ。

意味と使い方

接尾語の「-kin / -kaan / -kään」が動詞につく場合、「〜もまた」という意味でなく、「予想した通り」「予想に反して」という意味になることがあります。

-kin / -kaan / -kään

予想した通り、予想に反して、期待通りに、期待しなかったのに

この表現は文脈がとーっても重要なので、例を挙げて説明します。

たとえば、いつも嘘をつくタロウくんが、また嘘をついたとします。

そこで「Taro valehtelikin」と言うと、「タロウは嘘をついた(予想した通りだ)」というニュアンスになります。

嘘つきなタロウ

Taro valehtelikin.

タロウはやっぱり嘘をついた。

一方、タロウくんが嘘を一度もついたことのない正直者で通っていたらどうでしょう?

そうすると、「タロウは嘘をついた(予想に反して)」といったニュアンスになります。

正直者なタロウ

Taro valehtelikin.

タロウは予想に反して嘘をついた。

この2つは一字一句おなじ文章ですが、解釈は分脈によって変わっています。

意味を汲むには、どういう前提(タロウは嘘つき/正直)が共有されているか知っていなければいけません。

ちょっとクセのある言い回しですね。

助手いぬ
助手いぬ

文脈によって意味が真逆!

ノンネイティブには難しいなぁ😵。

みんみ
みんみ

自分が話すときも、文脈に気を配らなきゃいけないね😅。

ニュアンスを理解するヒント

このニュアンス理解、外国人には至難の技です。

しかしヒントもあります。

たとえば、文中に「taas(また)」や「〜eikä〜(〜もしない、〜もしない)」があると、予想通りという解釈になることが多いです。

予想通り

Hanako tekikin taas oharit.

ハナコはやっぱりまた約束をすっぽかした。

予想通り

Ex-poikaystävä ei puhunut minulle eikä vastannutkaan viestiini.

元カレは私に話しかけもしない予想通りメッセージに返事もしない

では予想に反する場合はどうでしょう?

こちらは「mutta(でも、しかし)」がヒントになります。

予想に反して

Mika on aina tarkka, mutta hän laskikin väärin.

ミカはいつも正確だ予想に反して計算を間違えた。

予想に反して

Hän on ihastunut Hannaan, mutta hän ei puhunutkaan hänelle tänään.

彼はハンナを好きなのに、彼は期待とは裏腹に今日は話しかけもしなかった。

最後に例文を見て終わりにしましょう。

例文

予想通り

Hayao Miyazaki ei lopettanutkaan elokuvien tekemistä.

宮崎駿はやっぱり映画作りを辞めなかった。

予想に反して

Isä sanoi odottavansa minua, mutta hän lähtikin yksin.

父は私を待つと行ったのに、予想に反して一人で帰った。

以上です!

助手いぬ
助手いぬ

フィンランド語の理解が深まった気がする!