動詞「korvata」を使った「AをBに置き換える」というフィンランド語表現を紹介します。
肉を豆腐に置き換えようかな?
「肉を豆腐に置き換える」
良い例文ですね!
AをBに置き換える
「肉を豆腐に置き換える」
「人間をロボットに置き換える」
このような「置き換える」をフィンランド語ではなんと言うでしょうか?
動詞「korvata」を使います。
korvata
置き換える、補填する、(欠けたものを)埋める
「肉を豆腐に置き換える」という例文を見て、使い方を見てみましょう。
Korvaan lihan tofulla.
肉を豆腐に置き換える。
まず、置き換えられるものはMinkä(属格)で表します。
そのため、「liha(肉)」は「lihan」となります。
肉にとって変わるものはMillä(接格)で表します。
そのため「tofu(豆腐)」は「tofulla」になります。
もう一つ例文を見て感覚を掴んでください。
korvasimme pianon huilulla.
私たちはピアノをフルートに置き換えた。
さきほど、置き換えられるものはMinkä(属格)と書きましたが、原型のままのケースもあります。
「korvataan〜(〜を置き換えましょう)」「Millä korvataan〜(なにで置き換えよう)?」など、未来の話をする時は、置き換えられるものは原型になります。
Korvataan liha tofulla.
肉を豆腐に置き換えましょう。
また否定系の場合は、置き換えられるものはMitä(分格)になるので注意してください。
En voi korvata omaa koiraani toisella koiralla.
自分の犬を別の犬に置き換えることはできない。
まあ、ちょっとくらい間違えても気づかれないはず…。
置き換えるものが複数形の場合はどうでしょう?
「複数のAをBに置き換える」という場合、置き換えられるAは複数形のMitä(分格)になります。
Korvaan rikkinäisiä osia uusilla osilla.
壊れた部分を新しいものに置き換える。
「複数あるものの全てを置き換える」というケースでは「-t」で終わる複数形を使います。
Firma korvasi kaikki työntekijät roboteilla.
会社は全ての従業員をロボットに置き換えた。
否定系の場合は、置き換えられるものはいずれも複数形のMitä(分格)になります。
Emme voi korvata työntekijöitä roboteilla.
従業員たちをロボットに置き換えることはできない。
例文
Millä korvataan omena? Asiakas on allerginen omenalle.
りんごを何に置き換えよう?お客さんはりんごアレルギーなんだ。
Kustannusten vuoksi kaikki juomat korvattiin vedellä.
予算の関係で、すべての飲み物が水に置き換えられた。
Emme voi korvata rakkautta millään. Rakkaus on korvaamaton.
愛はどんなものでも置き換えることができない。愛は代えのきかないものだ。
以上です!